飯豊・二王子岳
2025年3月1日(土) Oほか1名
二王子岳の頂上に立つのはほぼ20年ぶりだろうか。内の倉川の七滝沢、胎内川の楢ノ木沢、作四郎沢を遡行し、4回踏んでいる。里山の延長と思える1400mを僅かに越える山であっても、雪に磨かれた谷の掘り込みは深く、安易には入渓できない。足を踏み入れることができなかった二王子岳から北股岳への冬の縦走は、今もその思いだけは残る。

入山口の二王子神社
駐車している20台を超える車のほとんどが地元ナンバーの車で、他県ナンバーは少ない。登っている途中で言葉を交わした方からも、わざわざ千葉から何故と珍しがられた。一時、飯豊の山々に入れ込んでいたこともあっても、二王子岳は飯豊の主脈の山並みを目の前に収めることができ、渓も興味深く、時間と交通費をかけても魅力がある山と言えた。

門内岳、北股岳が連なる飯豊の山並み

二王子岳避難小屋
登山者を守るドーム型の小屋は20年前と変わらずに、雪に半ば埋もれながらも佇む。頂上から門内岳、北股岳、大日岳、烏帽子山へ連なる真っ白な山並みがお帰りなさいと迎えてくれた。多くの登山者は、そのほとんどがワカンやスノーシューで、スキーは数人を数える程度だった。
ザラメ状で滑りを楽しめたのは頂上から定高山手前の斜面ぐらいまでで、その先の雪は重く湿り気をたっぷり含み、しばしばスキーをとられ、苦労の連続だった。



